[東京報道プラス][アクロス沖縄](146)

 首都圏を拠点に「三線アーティスト」として全国各地を駆け回るほか、竹富町観光大使として古里鳩間島、八重山の魅力を発信している。東日本大震災の復興イベントに参加したことをきっかけに、2014年から東北最大の民放FM局「FM仙台」で番組を持ち、メインパーソナリティーとして活動。「これからも東北に思いを寄せ、沖縄の風を届けたい」と話す。

 鳩間島の自然に囲まれ、民謡歌手の父、勇さん(68)が奏でる三線を聴きながら育った。中学生の時に書いた「人生のロードマップ」には、「将来は音楽の仕事をして、独立したい」と記している。

 大学進学で上京し、卒業後は横浜の広告代理店に就職。働きながらライブ活動をしていたが、「本当にやりたいことをしたい」と13年に独立した。17年に法人化し、本社は鳩間島、オフィスは横浜のベンチャー企業「恋の島ファクトリー」を設立した。これまでの経験を生かし、音楽活動やイベント企画・運営、地域活性化プロデュース、チラシロゴの制作など幅広く行う。

 「あの頃書いたロードマップとは若干のズレはあるが、思い通りになっている」と笑う。

 東日本大震災から3年の復興イベントにも関わり、宮城県の沿岸部を巡った時に「東北と沖縄を結びたい」と思った。「気仙沼のラーメン店のおばちゃんから...