沖縄県は23日、新たに17人が新型コロナに感染したと発表した。県内の累計感染者数は8109人となった。
在沖米軍関係は新たに1人が感染し、累計で946人となった。
玉城デニー知事は22日の会見で、新型コロナの感染拡大を受けた県独自の緊急事態宣言を、予定通り28日まで継続すると発表した。27日の対策本部会議で解除を最終決定する。飲食店などへの時短営業、県民への外出自粛の要請なども28日いっぱいで解除する見通し。
宣言を出した時点と比べて感染状況は大幅に改善しているとする一方、非コロナ病床の占有率の高さや若者の新規感染者数が多いことを理由に、宣言の前倒し解除はしないと説明した。
県の22日の発表では、県内の人口10万人当たりの新規感染者数は6・44人で、全国9番目。最多は東京都の17・11人だった。