那覇市松山の飲食店「ペンギンのいるダイニングバー沖縄」で飼育するケープペンギンの卵からひながかえった。1週間で目が開き、2週間ほどで体重は倍増。わが子のように大切に育てる従業員に「フィー、フィー」と鳴き、すくすくと成長を続けている。

生まれたばかりのケープペンギンの赤ちゃん=17日、那覇市松山・「ペンギンがいるダイニングバー沖縄」

 ケープペンギンは南アフリカに生息する中型のペンギン。長崎ペンギン水族館(長崎市)の担当者によると、沖縄でペンギンを飼育している場所は少なく、繁殖は特に珍しいという。

 「てっぺい」(雄、10歳)と「ペコ」(雌、11歳)の赤ちゃんで性別は不明。1日に約65グラムで生まれ、23日時点で255グラムになった。東京のサンシャイン水族館飼育員に相談しながら成長を見守るという。

 店は新型コロナの影響で臨時休業中で、3月に開店予定。食事や酒を楽しみながら3羽のケープペンギンを観察できる。同店の上原克仁代表は「早くお客さんに見せてかわいがってほしい」と笑顔を見せた。