沖縄県議会(赤嶺昇議長)は24日の本会議冒頭で、在沖米海兵隊員の強制わいせつ事件について、抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。綱紀粛正と実効性のある再発防止策を講じるよう求めた。

(資料写真)沖縄県議会

 海兵隊員が1月31日に那覇市内で成人女性を駐車場に連れ込み、わいせつ行為をしたとして逮捕された事件を、「人間としての尊厳を蹂躙(じゅうりん)する犯罪」と非難。 事件事故が繰り返されていることに、「人権教育への取り組みや隊員の管理体制が機能していないと言わざるを得ず、激しい憤りを禁じ得ない」と厳しく指摘した。

 県議会は昨年12月、飲酒した海兵隊員がタクシー運転手の首を絞めるなどの暴行を加え、現金と車両を奪い強盗容疑で逮捕されるなど、米兵による飲酒絡みの事件が相次いでいたことから、綱紀粛正などを求める抗議決議と意見書を可決していた。

 今回の事件も、午前0~5時の飲酒を原則禁止する勤務時間外行動指針(リバティー制度)に違反する可能性が指摘されている。

 県議会2月定例会は24日から代表質問が始まり、この日は沖縄・自民党の照屋守之氏、仲田弘毅氏、下地康教氏が論戦に挑む。