小型の自転車、BMXで技を競う「フリースタイル・フラットランド」で沖縄県内で活動を続ける沖縄市出身のプロライダー漢那史哉(28)がこのほど、日本自転車競技連盟の強化指定選手に初選出された。アジア大会や世界選手権に日本代表として出場予定で「レベルの高い日本人選手とも競い、金メダルを目指す」と意欲を燃やしている。

 フラットランドは平らな場所で、自転車を回転させるなどの連続技で難易度や独創性を競う。

 中学1年で競技に出合い、高校3年の2010年、初出場した全日本選手権エキスパートクラスで優勝。当時最年少の18歳でプロになった。その3年後に子どもが生まれたことで、家族を養うために一度競技から離れたが、「世界チャンピオン...