沖縄県の浦添市西洲沖の上空で、白煙を引きながら垂直に上昇する謎の物体が目撃された件で、沖縄タイムス+プラスで動画を見た国立天文台の担当者は「飛行機雲の特徴と類似しており、飛行機雲の可能性がある」との見解を示した。

飛行機雲とみられる「白煙」=22日午後1時ごろ、浦添市西洲沖(読者提供)

白煙を引きながら、垂直に上昇して見えた=22日午後1時ごろ、浦添市西洲沖(読者提供)

飛行機雲とみられる「白煙」=22日午後1時ごろ、浦添市西洲沖(読者提供) 白煙を引きながら、垂直に上昇して見えた=22日午後1時ごろ、浦添市西洲沖(読者提供)

 国立天文台の担当者によると、飛行機雲は機体から噴射した細かい水蒸気の粒子が反応してできるもので、目撃された物体が飛び上がる様子から「飛行機雲の可能性がある」と説明。「飛行物が雲の原料となるような水粒にあたった時の飛行機雲のでき方に似ている」と話した。

 また、飛行物が垂直に上がっていることに関して、飛行物を斜めに打ち上げていたとしても見る方向によって真上に飛んで見えることもあると指摘した。

 

 物体は22日午後1時ごろに市西洲沖の上空で目撃され、撮影動画やツイッターでも話題になった。

 航空自衛隊那覇基地の第9航空団は「目撃された時間帯に付近の空域や海域では訓練を実施していない」と説明。動画をみた全日空(ANA)の担当者は「垂直に上昇するのは旅客機ではありえない」と否定した。日本航空(JAL)の担当者は「この動画だけでコメントをするのは難しい」と話した。