学問の神様、菅原道真を祭る北野天満宮(京都市上京区)で25日、道真の命日にちなみ「梅花祭」が行われた。例年は豊臣秀吉が境内で催した茶会に由来する野だて茶会も開催するが、新型コロナ感染拡大防止のため中止にした。

 京都・北野天満宮の「梅花祭」=25日午前

 本殿での神事では「菜種」が、道真の霊を「なだめる」に音が通じることから、菜の花を冠に付けた神職が梅の小枝などを供え、疫病退散も願った。これに先立ち、近くの花街、上七軒の芸舞妓がお茶をたてる「献茶ノ儀」も行われた。

 梅花祭は、約900年の歴史がある伝統行事。境内に植えられた約50種、約1500本の梅は見頃を迎えている。「梅苑」は3月下旬まで公開予定。(共同通信)