この本はそれ自体が素敵(すてき)なオブジェの店のようである。気ままにページをひらいて店をのぞいてみるが、いっこうに飽きない。41篇からなるオブジェにまつわる話は、どれもこれも著者との親近感を感じさせて心温まるものばかりで、しかも妙に新奇な香りにつつまれている。