国連の気候変動枠組み条約事務局は26日、2020年末までに提出された48の国と地域の温室効果ガス削減目標について「パリ協定の目標達成からはほど遠い水準で、各国がさらに削減目標を強化する必要がある」とする報告書を公表した。

 パリ協定は産業革命前と比べた世界の気温上昇を2度未満、できれば1・5度に抑えることを目指す。国連は、1・5度に抑えるには30年の排出量を10年と比べ45%、2度未満にするには25%減らす必要があるとの分析結果を引用した上で「現状はわずか1%の削減にとどまる」と警告した。(共同通信)