26日午後3時40分ごろ、那覇市の国道331号(小禄バイパス)周辺で「空に泡がたくさん飛んでいる」と県警に複数の通報が相次いだ。

自衛隊基地から流出し、飛散したとみられる泡=26日午後4時すぎ、那覇市山下町(読者提供)

 航空自衛隊那覇基地や豊見城署によると午後3時半ごろ、市高良の小禄バイパスから西側250メートルの自衛隊基地燃料保管施設に付随する消火用機材から、泡消火剤が流出し、一部が国道周辺に飛散した。有害物質PFOS(ピーホス)などの有機フッ素化合物は含まれていないという。流出量は調査中。

 県警によると、泡消火剤の入れ替え作業中に亀裂が生じた配管から流出したと、自衛隊から連絡があったという。空自那覇基地は原因について調査中とし、基地内に流出した消火剤は回収したとしている。

 泡消火剤は近隣の保育園への飛散が確認されている。上空を舞う消火剤を確認した近くに住む男性(70)は「シャボン玉より大きい泡が頭の上をふわふわと飛んできて驚いた。有害物質は入っていないと聞いて安心した」と話した。

 近隣のリサイクルショップ店長清水浩二さん(38)は「米軍の泡消火剤のことを思い出して怖かった」と振り返った。

(写図説明)自衛隊基地から流出し、飛散したとみられる泡=26日午後4時すぎ、那覇市山下町(読者提供)