学校法人八洲学園大学国際高等学校(中村成希校長)の2020年度後期卒業式が2月21日、沖縄県本部町備瀬の同校講堂であった。県内外の388人が通信教育などで努力を重ね、晴れて卒業証書を手にした。中村校長は「多くの苦難を乗り越え、卒業の日を迎えた。夢と希望を持ち、社会に貢献できるよう新たな目標に向かってチャレンジしてほしい」と式辞を述べた。

 卒業生の最高齢者は、広島県出身で町北里在住の溝田武良さん(79)。原爆が投下された広島で生まれ育ち、後に埼玉に移住。20年前に那覇市に引っ越し、その2年後に本部町に移住した。...