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「原発事故で人生狂わされた」「高齢になり不安」自由記述に綴られた避難者の思い

2021年3月1日 08:42有料

 沖縄タイムスアンケートの自由記述では「心の傷は癒えない」「人生狂わされた」など、震災、原発事故から10年を経ても苦しい思いを抱き続けている避難者たちの姿が浮かび上がった。一方、受け入れてくれた沖縄への感謝の言葉や前向きな意見も届いた。

 「原発事故で人生を狂わされた人が多い。私もその1人」。80代男性は福島県から家族と避難したが、身内と人間関係が悪化。「高齢となった今、この先に不安を感じます」と記した。 原発事故や政府対応に対する危機感もあった。安全性に疑問がある食品を知らない間に子どもたちが口にしているとして、30代女性は「遠い世界で起きたことと捉えず日本が抱える問題として考えてもらいたい」。エネルギーの問題は「未来を生きる人には考えてもらいたい」と続けた。

 安全に、自由に住むことを...

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