【平安名純代・米国特約記者】海外在住のウチナーンチュたちが28日、名護市辺野古の新基地建設計画に伴い、本島南部で計画されている土砂採取の中止を求めるオンライン署名活動を開始した。署名の輪を世界に広げ、新基地建設問題について知ってほしいと要請文は4カ国語で表記した。

オキナワ・リバティー・プロジェクトのサイト

 署名活動を始めたのは、沖縄が置かれている制度的差別などの是正を目指して活動する多国籍市民グループ「オキナワ・リバティー・プロジェクト」。南部の土砂採取予定地は、「沖縄の戦争遺産として次世代に語り継ぎ、世界平和のための祈りの場所として環境が保護されるべき場所」と指摘。昨年4月、沖縄防衛局が県に提出した新基地建設工事の設計変更承認申請書を不許可とし、日本政府と沖縄防衛局に申請の撤回を求めている。

 グループ代表の上原ホプキンソン江吏子さん=音楽家、アイルランド在住=と沖縄系3世の上運天ウエスリーさん=サンフランシスコ州立大教授=は「沖縄が置かれた制度的差別の現状を世界に知ってもらい、土砂使用を止めたい」と活動を始めた理由を話した。

 ポルトガル語訳は沖縄系ブラジル人の松本カリナ沙登美さん、スペイン語訳は沖縄系米国人のシェリー・マキ・シェーファーさんが協力者を探した。署名サイトのアドレスは、https://bit.ly/3kw3OIn