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沖縄へ避難10年 東日本大震災の被災者アンケートから判明した今

2021年3月1日 11:22有料

[10年 東日本大震災 沖縄と、被災地と]

 東日本大震災や福島第1原発事故後、県内に避難した人への本紙アンケートからは、震災前と比べて収入が減ったことや、周囲に頼る人がいないことなど、それぞれが抱える課題が浮かび上がった。地元に戻っての生活への不安を挙げる人もおり、戻りたくても戻れずに沖縄で暮らす状況も垣間見える。(社会部・伊集竜太郎、光墨祥吾)

 沖縄に避難・移住後の生活で困っていることについての質問(複数回答)では、回答した54人のうち、「収入が減った」(21人)が最も多く、「頼る人がいない」(14人)が続いた。

 「揺れを感じると当時のことを思い出す」も11人いた。「住民との交流がない」は5人、「避難後に離婚した」は4人、「再就職ができない」は3人いた。

 「震災後続いていた支援も4月で終了する。避難生活の途中で母子家庭となり、収入も少なく、これから先の生活が不安」(福島県からの40代女性)との回答もあった。...

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