ミャンマーで発生した国軍によるクーデターに抗議する集会が28日、那覇市の県民広場であった。県内在住のミャンマー人や支援者ら約300人が参加。発砲などで亡くなった市民に黙とうし、犠牲者を悼んだ。国軍に対し、選挙の結果の尊重や拘束された市民の解放などを求める共同声明を出した。

独裁への抵抗を示す3本指を掲げ、携帯電話のライトやランタンをともして抗議する集会参加者=28日、那覇市・県民広場(国吉聡志撮影)

 犠牲者に哀悼の意を示すため多くの人が白い服装で参加。アウン・サン・スー・チー氏の似顔絵パネルなどを持ち「絶対勝つ」と声を上げた。日本政府に対し、ミャンマー国軍に民主主義を守るよう働き掛け、必要な行動を取るよう求めた。

 県内の製造業で働くミャンマー人の女性(28)は「毎日のニュースを見て心配。居ても立ってもいられず参加した。沖縄から民主主義を訴えたい」と話した。

 那覇市の学童指導員、東佳祐さん(19)は「県民投票で辺野古新基地反対の意を示したにもかかわらず基地建設を強行する日本政府と市民の声をつぶすミャンマー政府は似ている。ミャンマーのためにも沖縄から声を上げたい」と話した。