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合唱の代わりに全員が手話で「歌う」 卒業式でコロナ対策に工夫 沖縄の県立高で1万3600人が巣立つ

2021年3月1日 12:44

 沖縄県内のほとんどの県立高校で1日、一斉に卒業式があった。別日程で行われる特別支援学校などと合わせ、今春は1万3600人余が学びやを巣立つ。進学や就職などへ新たな夢に向かって踏み出した。

全員で手話ソングによる卒業の歌を披露した卒業生=1日午前、那覇市・真和志高校

 新型コロナウイルス感染防止のため各学校は参加人数を制限したり、座席の間隔を空けたりして感染対策を工夫。入場前に検温を受け、念入りに手指のアルコール消毒をする保護者らの姿も見られた。

 真和志高校では、普通科とみらい福祉科134人が卒業。コロナ禍のため歌唱が難しい中、手話部の部活動を持ち全国高校生手話パフォーマンス甲子園を制覇した実績のある同校は、歌唱の代わりに卒業生全員で手話ソングによる卒業の歌を披露した。

 卒業証書を授与した城間敏生校長は「時代の大きな変化をしっかりと受け止めて次の世界の先端を走っていける存在であり続けることを願っている」と激励。

 卒業生を代表して仲盛ひなのさん、伊勢田來胡(くこ)さん、高良万由奈さん、知念良隼さん、北川双葉さんがあいさつした。高校生活を振り返り「友人が増え、先生のありがたさを感じた」「心身共に成長した」「支えた両親に感謝し学んだことを次に生かしたい」と仲間や恩師、家族への感謝の思いを述べ活躍を誓った。

 花道はなく、式典終了後は保護者らが花束やバルーンを手渡し、門出を祝った。

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