音声コンテンツのインターネット配信が注目を集めている。スマートフォンの普及で時間や場所にとらわれず、手軽に聞けるため、全国的にリスナーが増加。専用のアプリやウェブサービスの参入も相次ぎ、コロナ禍で自宅にいる時間が長くなっている人たちの需要も取り込む。運転中や家事といった別のことをしながら、情報を集める「ながら聞き」で、県内でも利用が広がっている。沖縄タイムスは1日から、ニュースの音声配信を本格化する。(編集局・照屋剛志)

通勤中にスマートフォンで、音声コンテンツを聞く又吉さん=那覇市


 那覇市の会社に勤める又吉佑樹さん(26)=同市=は、片道20分の通勤時間に新聞のニュースを読み上げるコンテンツを利用。沖縄タイムスと日経新聞の電子版を購読しているが、仕事が忙しくて、読む時間の確保が難しいときなどに重宝している。
 「バスや車の移動中にも新聞に触れることができる」と利点を説明。読み上げるスピードを速める倍速機能も使い、「効率的な情報収集を心掛けている」と話した。
 記事ごとに新聞社のサイトに移るURLがついているため、「気になるニュースは後でじっくり読むようにしている」と話した。
 「洗濯や料理などの家事の最中は流しっ放し」と言うのは主婦の吉本美和子さん(40)=沖縄市。スマートフォンをポケットに入れて持ち歩いており、「ベランダで洗濯物を干していても、台所で料理をしていてもずっと聞けるので便利」という。
 お勧めの番組は、「voicy(ボイシー)」の音声配信アプリで、充実した子育てや働き方を提案する「ワーママはるラジオ」。「育児休暇中なので、職場復帰に向けた勉強になる」と話した。

  沖縄タイムスのVoicyチャンネル「サクッと沖縄」はこちらから聞くことができます→https://voicy.jp/channel/1514