ネットカフェに入ると、受付に立っていた若い男性が笑いかけてきた。初めてここに来たときに最初に声をかけた『小林』という店員だ。 「八時間パックでいいですか?」  小林に訊(き)かれ、省吾は頷(うなず)いた。財布から金を取り出して支払いを済ませる。 「マスコミのかたも大変ですねえ。