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「たくさんワクチンが来ても打てる人がいない」医師不足に嘆く離島の現状 見えない同時接種の道筋

2021年3月2日 13:27有料

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、厚労省が小規模の離島や市町村で高齢者と一般の人を同時に接種できるとの方針を示した。当てはまる市町村は一様に「同時接種したい」と口にするが、供給量や到着時期は不透明で、医療者も少ない。同時接種の実現への道筋はまだ見えない。

 昨年末に30人が感染し、島全体でクラスター(感染者集団)が起きた伊平屋村。担当者は「数がそろって届くなら、高齢者も基礎疾患のある人や一般も同時にしたい」と話す。だが現状で供給量は不明で「計画しようがない」とこぼす。

 西表島など有人9島がある竹富町も、「可能なら高齢者と同時に一般住民にも受けてもらいたい」。ただ八重山地域では医療従事者さえ接種のめどが立たず、...

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