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ファイザー製ワクチン 沖縄への第1便、深夜に那覇空港へ到着 

2021年3月3日 08:00

 新型コロナウイルスのワクチン沖縄県内への第1便が2日午後11時ごろ、全日空機で羽田空港から那覇空港に到着した。新型コロナ診療に関わる医療従事者への優先接種用で、翌3日から宮古・八重山を含む7病院に順次配送され、新型コロナ対策の「切り札」とされるワクチンの接種が県内で本格化する。早ければ5日にも、県立北部病院を皮切りに接種が始まる見通しだ。

航空機から運び出される米ファイザー製のワクチンが入った3台のコンテナ=2日午後11時6分、那覇空港(下地広也撮影)

 政府は週内に、沖縄に7箱(6825~8190人分)を配送する方針を示している。県によると、3日に県立南部医療センター・こども医療センター、県立中部病院、県立北部病院、琉球大学病院、浦添総合病院、4日に県立八重山病院、5日に県立宮古病院へ1箱(975~1170人分)ずつが届けられる予定。

 県立北部病院は、注射針とシリンジ(注射筒)も予定通りに確保できれば、シミュレーションを兼ねて5日に5人程度の先行接種をし、15日の週から本格化する。中部病院と南部医療センターは8日の週、琉大病院は3月中旬から接種する予定。浦添総合、八重山、宮古の各病院は確認中。

 ワクチンは8日の週にも追加の7箱が届く予定で、今回と合わせて1万3650~1万6380人分の接種1回目の量になる。米ファイザーのワクチンは約3週間の間隔で1人当たり2回の接種が必要で、月内に2回目の分が届く見通し。以降の供給は未定。

 県は、優先接種に該当する県内の医療従事者約5万7千人の中でも、感染患者の入院を受け入れている23の重点医療機関で働く約2万人から配分する考え。

 ワクチンは新型コロナ診療に携わる医療従事者に次いで、4月12日から65歳以上の高齢者で段階的に接種が始まる。その後、基礎疾患のある人や高齢者施設で働く人、60~64歳の人の順に接種。それ以外の人の接種は夏以降の見通し。

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