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ワクチンあすにも北部病院で接種開始 医療者用、県内5病院に到着

2021年3月4日 06:28

 県内第1便の新型コロナウイルスワクチンが3日、南部医療センター・こども医療センター、中部、北部の県立3病院、琉球大学病院、浦添総合病院に到着した。県によると、4日にも注射器が各病院に届き、接種に必要な物資がそろう見通し。早ければ5日から県立北部病院で医療従事者の優先接種が始まる。

ワクチンを保管するディープフリーザー(奥)と、ドライアイス入り保冷ボックスを開ける職員=3日午後、県立南部医療センター・こども医療センター(画像を一部処理しています)

 ワクチンは1病院に1箱(各195瓶)ずつで、各病院のディープフリーザー(超低温冷凍庫)で保管。各病院は今回の1箱(975~1170人分)を自病院の医療従事者、感染患者の入院を受け入れている近隣医療機関、挿管時に感染リスクが高い消防本部の救急救命士らに分配する。

 県ワクチン対策チームの森近省吾副参事は「全く足りない。入る量に応じ、どこを優先するか、専門家の意見も聞き考えていきたい」と述べた。1瓶で6人に打てる特殊な注射器が届くかは分かっていない。一般注射器は1瓶で5人。

 南部医療センターの和氣亨院長は「ワクチンによって安心感を持ち業務に臨める。これまでと同じ対策を取りさらにワクチンでガードを固めていく」と述べた。

 県内で医療従事者の優先接種は約5万7千人が対象となる。ワクチンは県立八重山病院に4日、県立宮古病院に5日、1箱ずつ届く予定。8日の週にも追加の7箱が県内に届き、7カ所の医療機関に配られる。

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