1945年の沖縄戦の激戦地で、戦没者の遺骨を含む可能性がある沖縄本島南部からの土砂採取について、加藤勝信官房長官と岸信夫防衛相が2、3の両日、記者会見で「開発前に遺骨がないか、業者が目視で確認している」との認識を示した。遺骨の有無は目視で分かるものなのか。遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表(67)は3日、本紙の取材に「知識のない人が目視で探し出すのは、技術的にも物理的にも無理。戦没者を冒涜(ぼうとく)している」と反論した。(政経部・福元大輔)

 沖縄防衛局は名護市辺野古の新基地建設で、約3200万立方メートルの埋め立て土砂を、糸満市と八重瀬町から採取する計画だ。加藤氏らは記者会見で「採石業者が、開発前の目視確認や、ガマがある場所は開発しないなど取り組んでいる」と語った。

 具志堅代表は計画に反対し、県庁前でハンガーストライキを実施している。39年前から遺骨収集に取り組んできた経験があり、...