3月4日は三線の日―。「第29回ゆかる日 まさる日 さんしんの日」(主催・琉球放送、共催・沖縄タイムス社)が4日、那覇市の琉球放送会館4階ホールで開かれた。世界中の三線愛好家や琉球芸能の音楽家が心を一つに歌三線を響かせ、新型コロナウイルス感染収束と世果報(ゆがふ)を願った。

正午の時報に合わせて「かぎやで風節」を奏でる出演者=4日正午すぎ、那覇市久茂地のRBCホール(伊禮健撮影)

 正午の時報に合わせ、仲宗根創さん(33)、伊藤幸太さん(37)、宜寿次光さん(22)が「かぎやで風節」を斉唱。島袋辰也さん(39)の太鼓で座を清めながら、平和の調べを世界に発信した。

 RBCiラジオの民謡リクエスト長寿番組「民謡で今日拝なびら」のパーソナリティーで正午の斉唱を務めた仲宗根さんは「胸が熱くなった。このコロナ禍、三線の音色で心が豊かになり、笑顔が生まれてほしいとの思いを込めて演奏した」と話した。

 さんしんの日提唱者の上原直彦さんも電話で参加し「ラジオを聞いている皆さんと一緒になって、この日と、いい気持ちを共有したい」と声のメッセージをリスナーに届けた。

 生放送は午後9時まで。県内の民謡歌手によるスタジオライブもあり、三線文化の魅力を伝えた。「さんしんの日」の模様はRBCiラジオからの生放送やYouTubeで生配信された。