【ジョン・ミッチェル特約通信員】沖縄で原子力発電所建設を計画した当時、米政府は「核の平和利用」を推進していた。1945年の日本への原爆投下、その後58年までマーシャル諸島で67回繰り返した核実験と放射能汚染で核兵器への批判が高まっており、対抗するプロパガンダを必要としていた。

米政府が金武に計画していた原発の図面。1基目だけが描かれている(米原子力委員会報告書から)
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沖縄の原発建設予定地の近くには人口が密集 米国は「住民に土地代は払わなくていい」
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