【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は4日、男女の賃金格差解消に向けた立法措置を加盟国に提案した。企業などが雇用する男女の賃金格差の可視化や、性別による賃金差別を受けた際に補填を請求できる制度づくりなどが柱。EU内の女性の賃金は同じ労働の男性より平均14・1%低い。日本は25・7%の格差(2019年厚生労働省)がある。

 ベルギー・ブリュッセルで行われた国際女性デーの集会に参加した女性ら=2019年3月8日(共同)

 欧州委は、新型コロナウイルスの感染大流行に伴う企業の業績悪化で、女性により深刻なしわ寄せが及んでいると懸念している。

 フォンデアライエン欧州委員長は「同一労働・同一賃金の実現には(賃金実態の)透明化が必要」などと訴えた。(共同通信)