【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は、ミャンマー情勢を巡る5日の緊急会合で一致した対応を打ち出せなかったことを受け、水面下で新たな声明発表に向けた検討に入った。ただ中国やロシアは慎重姿勢を崩さず、制裁など実効性のある「強力措置」を議論する機運には乏しく、対応の限界を再び露呈した。

 6日、ミャンマー最大都市ヤンゴン郊外でデモ参加者を制圧する治安当局者ら(AP=共同)

 英国のウッドワード国連大使は会合後、「安保理が声を一つにすることが重要だ」と記者団に強調。一方、国軍への経済制裁や武器禁輸などの措置を巡っては「安保理が合意に達することができるような行動を取る」と述べるにとどめ、議論の俎上に載っていないことを示唆した。(共同通信)