県経営者協会の人材育成研修「かりゆし塾」と大宜味村蕎麦(そば)生産組合(平良幸太郎会長)、大宜味村観光協会の3者が村特産のソバのブランド化を目指し、乾麺や冷凍生麺などの製麺商品を開発している。従来は村内店舗や手打ち体験での消費にとどまっていた「大宜味産和そば」を製麺化し、村外飲食店による提供や土産品への活用など消費や販路の拡大につなげる。商品は今月中に村内イベントで販売を始める予定。(北部報道部・又吉嘉例)

 5日、江洲公民館で関係者による冷凍生麺の試食会が開かれた。県外の製麺業者に委託生産させたそばをすすった参加者からは「香り高く、甘みがある」「コシが強い」などの感想があった。冷凍生麺は180日の保存が可能。いずれも開発中の乾麺は1年、生麺も2週間以上の保存期間を目標としている。

 蕎麦生産組合の会員で農家の平良幸也さんも商品の出来に満足そうだった。沖縄でそばといえば小麦粉由来の沖縄そばが主流だとし、「日本そばを食べたことがない県民に食べてほしい」と期待する。

 2009年に休耕地活用や赤土対策から始まった村内のソバ栽培も10年を経て生産技術が確立されてきた。...