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「コロナの脅威は過ぎ去っていない」沖縄のデニー知事、再拡大を警戒

2021年3月9日 07:27

 沖縄県の玉城デニー知事は8日、県庁で記者会見し、県内で新型コロナウイルス感染症が再び拡大しかねない状況にあるとし、改めて感染防止対策と警戒を継続するよう呼び掛けた。県独自の緊急事態宣言が終了して同日で1週間。知事は「新型コロナの脅威は過ぎ去っていない。県民、沖縄旅行を計画する方々は再認識してほしい」と強調した。

感染対策の徹底を呼び掛ける玉城デニー知事=8日午後、県庁(代表撮影)

 全国的に新規感染者数が下げ止まる中、県内は7日時点で直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性は8・98人。全国4番目の多さで、知事は「全国ワースト4位の流行地域」と表現した。政府の緊急事態宣言が続く神奈川県(8・42人)を超えて、首都圏並みの感染状況にある。

 知事は「新規感染は県独自の宣言中と比べて減ってはいるが、依然クラスター(感染者集団)が起き、宣言終了後1週間でじわりと増えている」と指摘。進学・転勤で人の移動が増えたり、送別会や謝恩会など感染リスクの高まる機会が増える時期とし、手洗いや手指消毒、体調不良時は仕事・会合を休むなど基本の感染対策を改めて求めた。

 沖縄への来県時は、出発地でのPCR検査か、那覇空港で検査を受けるよう協力も呼び掛けた。

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