沖縄県立小禄高校書道部の学生が8日、那覇市の県立博物館・美術館で書道パフォーマンスを披露した。同館で開かれている「よみがえる正倉院宝物-再現模造にみる天平の技」展の宝物に描かれている鳳凰をイメージ。書道部の10人が、音楽に合わせて大型の書道用紙(縦約3メートル、横約5メートル)に力強く筆を走らせた。

体全体を使って文字を書く小禄高校書道部の学生=8日、那覇市の県立博物館・美術館

 書かれた文字は平和を願い「鳳鳴朝陽」という四字熟語。学生が「コロナ禍の中で、幸せを連れてきてほしい」と、正倉院宝物の中の箱に描かれた鳳凰から着想を得たという。

 作品は10日から28日まで同館に展示予定。部長で高校2年の宮城蘭さん(17)は「時間をかけて準備した大作。うまく書けたので、たくさんの人に見てほしい」と笑顔で話した。