儒教の祖、孔子を祭る孔子廟のために那覇市が公有地を無償提供するのは違憲とした最高裁判決を受け、城間幹子市長は9日の市議会で、施設を所有する一般社団法人「久米崇聖会」に使用料を請求する方針を表明した。今後の使用料は、顧問弁護士と相談して具体的な金額を決める。

 那覇市議会で公園使用料請求の方針を表明する城間幹子市長=9日午前

 城間氏は「判決を真摯に受け止め、使用料を請求することで、政教分離原則違反の解消に向けて取り組む」と述べた。

 14世紀に中国から渡来した職能集団「久米三十六姓」の子孫でつくる久米崇聖会が2013年、市の許可を得て中心部の松山公園に「久米至聖廟」を建設。市は公園使用料を全額免除していた。(共同通信)