照屋義実氏の副知事人事案は賛成24、反対23と薄氷の同意となった。これまでも副知事人事で賛否が割れることはあったが、1票差は異例。24と23は与党と野党・中立の議席数そのままで、拮抗(きっこう)する議会構成の下、玉城デニー知事の県政運営の難しさを象徴した。

 昨年の県議選以降、議会は与野党構成が伯仲。県の提出議案に与党が1人でも反対すれば、賛否が覆る状況だ。自民党は、与党の立場ながら知事と距離を置く会派おきなわの赤嶺昇氏を議長に選出するなど揺さぶりを掛けている。今回の人事案でも県連幹事長の島袋大氏が赤嶺氏らに水面下で接触し、切り崩しを図った。与党からの離反を狙い無記名投票も提案した。

 一方、おきなわの平良昭一、新垣光栄両氏は...