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沖縄の変異株は8人 うち10代男性と40代女性は感染性が高い「N501Y」【動画あり】

2021年3月11日 16:52
 

 沖縄県の玉城デニー知事は11日午後4時半、県庁で記者会見し、新型コロナウイルスの変異株の感染者8人が県内で初めて確認されたと発表した。そのうち感染性が高まる「N501Y」と呼ばれる変異が確認されたのは県内在住の10代男性と40代女性。うち、40代女性は国立感染症研究所の調査で「英国型」の株であることが判明した。

 「E484K」の変異株は6人に確認された。

 「N501Y」に感染した2人は2月上旬に発症し、感染源は同一という。海外への渡航歴はなく、不特定多数との接触はない。知事は「これ以上の感染拡大は確認されていない」とした。県衛生環境研究所の変異株スクリーニング検査で「疑いあり」との結果が出たため、国立感染症研究所に確定検査を依頼していた。

 11日、県に確定の連絡があった。

 厚生労働省によると、「N501Y」の変異株は、これまでより感染性が増す懸念がある。「E484K」の変異株は、これまでより免疫やワクチンの効果を低下させる可能性がある。

 変異株の国内感染例について、厚労省は9日までに21都府県で計271人確認した。監視を続ける主な変異株は、英国、南アフリカ、ブラジルで報告されている3種類。日本では現在、感染しやすいとされる英国株が大半を占める。南ア株とブラジル株は感染力の増加に加え、免疫に影響を及ぼす恐れがあり、一部のワクチンで効果が弱まる可能性などが指摘されている。

 県内では11日、新たに29人の新型コロナ感染が確認された。県内の累計感染者数は8407人。10日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は9・80人で、全国4番目に高い。

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