沖縄タイムス+プラス ニュース

米軍関係者のいる家庭でDVや児童虐待 対応へ沖縄県が米軍と連携 切れ目のない支援を目指す

2021年3月13日 08:31

 米軍人・軍属と県民の間で起きるドメスティック・バイオレンス(DV)や児童虐待の解決に向け、沖縄県青少年子ども家庭課の真鳥裕茂課長は11日、月内にもDV・虐待対応の連携の在り方を話し合う米軍当局との連絡会議を開催すると明らかにした。DVや虐待を巡り、県と米軍が連絡会議を開くのは初。県議会文教厚生委員会で新垣淑豊氏(沖縄・自民)に答えた。

(資料写真)星条旗

 全国の米軍専用施設の約7割が集中する沖縄で、米軍関係の男性と沖縄の女性が交際や結婚に発展するケースは珍しくない。一方で、基地の内外で法体系や支援制度が異なり、軍内の支援機能の実態も見えないため、切れ目のない支援が課題だった。県は、米軍内の支援制度や、県内の女性相談所・児童相談所と米軍の福祉機関の関わりなどを実態調査している。

 県が北谷町役場に1月に開設した米軍関係の交際トラブルなどの相談窓口には、別居に伴う養育費やDVなど6件の相談が寄せられている。真鳥課長は近く課内にプロジェクトチームを立ち上げ「米軍との連携と相談支援の在り方を検討する」と述べた。

 

 
連載・コラム
記事を検索