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「3.11」遠く離れた沖縄でも被害 養殖モズクが津波で流され・・・損害額は3600万円 「収穫中だったらどうなっていたか」

2021年3月14日 14:20有料

 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、沖縄県の宮古島でも津波警報が発出され、収穫の最盛期を迎えていた養殖モズクが津波で流されるなど約3600万円の被害が出た。特に被害が大きかったのは市平良の狩俣地区。漁師歴50年の川満寿明さん(78)は「糸モズクの収穫が最盛期を迎えるころだった。網を支える支柱ごと流され岩場にへばりついたりしていた」と当時を振り返った。

 同日午後7時34分、平良港で65センチの津波が観測され、県内6カ所ある検潮所で最も高い津波が押し寄せた。川満さんは、津波が来たため養殖網が全壊したといい「津波は防ぎようがない。警報発令中は漁船を沖に出していたが漁船の被害がなかっただけでもよかったと思う」と述べた。

 同様に養殖モズクで被害が出た狩俣吉弘さん(66)は、...

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