【東京】報道カメラマン山城博明さんの写真展「琉球の記憶 針突(ハジチ)」(主催・高文研)が13日、中央区の銀座わしたショップ本店で始まった。31日まで。

ハジチを施した女性の写真が並ぶ山城博明さんの写真展=13日、東京都中央区の銀座わしたショップ本店

 山城さんは学生時代の1970年ごろから90年ごろまで、県内各地でハジチが施された女性を撮影。会場には24点が展示されているほか、山城さんの著書「新版 琉球の記憶 針突(ハジチ)」も販売している。

 写真を真剣な表情で見ていた埼玉県の田中隆さん(59)は「初めてハジチを見た。厄払いや婚姻の証しなどの意味があるようだが、女性たちの思いが伝わってくるようだ」と話した。

 同店で働くうるま市出身の藤野望さん(24)は「ハジチの存在は知っていたが、実際に写真で見るのは初めて。沖縄にあった文化をこの機会に多くの人に見てほしい」と来場を呼び掛けた。