沖縄市内に完成した「沖縄アリーナ」で4月からホーム戦を行うプロバスケットボールBリーグ琉球ゴールデンキングスを応援しようと、市内の商店街店主らが、3月から試合日にユニホームを着ている。「キングスにエールを送るとともに、コザという街がさらに注目される機会にしたい」と意気込む。(中部報道部・豊島鉄博)

キングスを応援しようと、ユニホーム着用を始めた店主ら=沖縄市・一番街商店街(親川雅矢さん提供)

 キングスは2015年から市を本拠地としており、これまで市体育館で行われてきた試合でも連日、満員のブースターが詰め掛けている。

 昨年8月ごろから、商店街店主やキングスを運営する沖縄バスケットボール、市観光物産振興協会などの代表者らが集まり、アリーナを通した街づくりに関して話し合いを重ねてきた。その中で、球団からユニホームの提供を受け、店主らが着用するアイデアが生まれた。

 15日現在、一番街商店街や中央パークアベニュー、ゲート通りなどの飲食店や洋服店など約40店舗が加わる。

 ユニホームを着る店舗スタッフの写真を、「♯キングス商店街」のハッシュタグ(検索目印)を添えて写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿した人の中から抽選で、商店街の飲食券などがもらえるキャンペーンも開催中だ。

 一番街商店街青年会の親川雅矢会長(31)は「アリーナ近くの商店街として、街全体で応援しているという姿勢を見せたい」と意気込む。

 市内の商店街は近年、少しずつ店舗が増え、新型コロナウイルス流行以降の新たな開店も少なくないと指摘。「アリーナでコザという街がより注目されるようになる。今後も新しい仕掛けを積極的にして、店の周知につなげたい」と抱負を語った。

 まちづくり支援の事業を行う会社「イドムス」の広瀬陽さん(55)は「コロナ禍でも、商店街が楽しんでキャンペーンに取り組んでいる。キングスを起点として、アリーナを盛り上げたい」と話した。