昨年12月に発生した那覇発羽田行き日航904便ボーイング777のエンジンが損傷した重大インシデントで、運輸安全委員会は23日、当時機体から外れたエンジンを覆う「カウル」の一部(縦80センチ、横120センチ、重さ14キロ)が多良間島に漂着したと明らかにした。原因究明の調査対象に加え、詳しく調べる。安全委によると、カウルの一部は今月9日午前11時ごろ、トラブルが発生した海上から南西約400キロの多良間空港付近の海岸で清掃中の空港職員が発見。部品番号や製造番号から日航機のものと判明した。

那覇空港に引き返したJAL機。着陸後の機体は左エンジンが損傷していた=2020年12月(乗客提供)