任期満了に伴う来年1月予定の名護市選挙で、市議の岸本洋平氏(48)が、出馬する意向を固めたことが25日、分かった。本紙の取材に岸本氏は「市政を立て直したい。要請を受け止め、前向きにやっていく」と述べた。岸本氏は政府が進める辺野古新基地建設について「市民投票、県民投票などで反対の民意は明確になっている」とし、「名護、やんばるの潜在力を引き出して市民生活を豊かにしていきたい」と話した。

岸本洋平氏

 玉城デニー知事を支持する「オール沖縄」が推している。昨年末に地元県議や野党市議らでつくる候補者選考委員会(委員長・山里将雄県議)は岸本氏に立候補を要請しており、今月20日の選考委で、受諾する意向を示した。

 候補者選考委は昨年10月ごろに立ち上げ、候補者の検討を進めてきた。昨年末、岸本氏に立候補を要請。家族などとの相談を続けてきたという。政策や体制づくりを整え、正式に立候補を表明する考え。

 岸本氏は1972年生まれ。故岸本建男元市長の長男。2006年の市議選でトップ当選し現在4期目。

 現職の渡具知武豊市長は、再選を目指して立候補する見通し。