那覇市教育委員会は23日付で、人権上問題のある校則の確認や見直しを求める通知を市内の各小中学校に出した。見直しの例として、肌着を含む下着の色指定や、防寒対策の制限などを挙げている。

 通知では「人権を侵害する行き過ぎた校則が全国的に問題になり、改善が求められている。内容や必要性について、児童生徒・保護者と共通理解を持つことが重要」と指摘した。

 同市立中学校では、17校中16校に夏服時の肌着(タンクトップやキャミソール)の色指定がある。ほとんどが白や白系統で、女子生徒からは「ブラジャーが透ける」「男子生徒や男性教員の目が気になる」などの声が上がっていた。

 さらにセーラー服をまくったり、ブラウスのボタンの間からのぞいたりして肌着検査することがあり、市議会でも「社会の常識から逸脱している」と問題になっていた。

 女子生徒のタイツ着用や校内での膝掛け使用といった防寒対策も、禁止や制限されていることが多い。