宜野湾市議会(上地安之議長)は3月定例会で26日、市男女共同参画推進条例案を全会一致で可決した。市議会は昨年6月定例会で提案された「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例案」について「多様性に関しては男女平等と違って上位法がない」などと問題視し、反対多数で否決。男女共同参画に関する条例が未制定なのは、県内11市で宜野湾のみとなっていた。

条例の可決を受けて頭を下げる市幹部ら(右奥)=26日、宜野湾市議会

 可決された条例は、男女共同参画の理念を前面に出した上で、性の多様性を盛り込んだ内容。旧条例案の名称から「多様性」に関する文言を抜き、「男女平等」を「男女共同参画」へ改めた。

 旧条例案では「性別等」は性自認や性的指向などを指すと明記していたが、新条例では言及せず、尊重すべき「多様性」の定義に「性別等」と盛り込んだ。ヘイトスピーチを禁止する項目も削った。