沖縄県の「性の多様性尊重宣言」が26日発表され、LGBTなど性的マイノリティーの当事者たちからは「一歩前進」と評価する声と、今後の取り組みへの注文が上がった。

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 東京都在住の文化人類学者で、ゲイを公表している砂川秀樹さん(54)は「公的機関が多様な性を肯定することは、当事者にとって心理的に大きな力になる」と受け止めた。ただし具体的な施策に踏み込んでいるわけではなく「次のステップが大事だ」と強調する。例えば、同性のカップルを婚姻に相当する関係と認めるパートナーシップ制度の推進。「茨城や大阪などでは府県単位で導入している。居住市町村によって対応が異ならないよう、県が率先して制度化に取り組んでほしい」と望んだ。

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