県は25日、那覇市の八汐荘で県都市計画審議会(上原良幸委員長)を開き、南城市に整備予定のつきしろインターチェンジ(IC)周辺に大規模集客施設が立地する計画について意見聴取した。委員から異議はなく、今月末から来月にも県と市で計画に関する協議が整う見通し。その後、南城市が都市計画を決定すれば、IC周辺の約6ヘクタールは大規模集客施設の立地が可能となる。

南城市の都市計画変更が予定される場所

 南城市は主に住居用の土地用途となっているIC周辺の約19ヘクタールで、都市計画の変更を予定。うち6ヘクタールは床面積1万平方メートル以上の大規模集客施設が立地できる「近隣商業地域」となる。

 市は出店企業名を公表していないが、会員制の米国系大型スーパー「コストコ」を運営するコストコホールセールジャパン(川崎市)が、出店の意向を市に伝えたことが2018年に判明している。

 市は、審議会委員へ23年度以降の開業を目指していると説明したが、新型コロナの影響などもあり、詳細は固まっていないという。

 県によると、県が関係市町村へ意見照会した結果、立地に反対意見はなかった。市は「近隣商業地域」の周辺を「準工業地域」や「第二種住居地域」などへ変更する予定。

(写図説明)南城市の都市計画変更が予定される場所