沖縄タイムス+プラス プレミアム

監視員は30分仮眠を続け・・・ 初動体制に課題 首里城火災

2021年3月31日 07:53有料

 首里城火災の再発防止策を話し合う第三者委員会「首里城火災に係る再発防止検討委員会」(委員長・阿波連光弁護士)は30日、県に報告書を提出した。課題として防災業務の人材確保や継続性を指摘し、指定管理業務に防災も含む現在の体制から、防災業務を担う職員を県で確保・育成するなど、指定管理者制度の運用見直しの必要性に言及した。また、事故発生時、防犯用の人感センサーによる正殿の異常覚知後、警備員が火災を想定せず現場に向かったことや、監視員のうち1人が約30分仮眠を続けていたことを明らかにした。

 火災は2019年10月31日発生。正殿向かいにある奉神門監視室の人感センサーが2時34分に発報した。公園内には警備員5人、監視員2人がいたが、最初に現場に向かった警備員は消火器を持っていなかった。城郭外の防災センターと監視室では警報を受信できないため、城郭外で待機し、仮眠中の監視員が目覚めたのは、...

連載・コラム
記事を検索