第一交通産業グループの那覇バス・琉球バス交通(小川吾吉社長)が4月1日から、新規2路線を運行することが30日、分かった。モノレール首里駅や開邦中高などを巡る市内線の19番「首里駅循環線」と、てだこ浦西駅からサンエー西原シティや町役場を巡る233番「西原てだこ線」の2系統。路線開通に当たり地域や学校などの協力を得て、意見を反映させた。

 19番「首里駅循環線」は那覇バスの新川営業所を起点・終点に、南部医療センター前や沖縄自動車道の那覇インター前を通り首里駅前、汀良三丁目、開邦中学・高校前、那覇インター前と循環する。平日は1日10便、土日祝日は9便運行し、運賃は一律240円。

 特徴的なのは、那覇インター前を中心に首里駅、開邦中高を巡るルートを2周して営業所へ戻ること。学生らの通学の利便性を考慮し、週末に模試などがある場合は、臨時便を出すことも検討するという。

 233番「西原てだこ線」は、浦西駅から西原町翁長、西原中前、西原シティ、町役場前などを経由して西原営業所へ向かう。浦西駅と直結していることから、通勤・通学時や休日の学生らの利用を見込む。平日は往復11便、土日は10便。運賃は乗車区間に応じて、160円~310円。

 那覇市内や豊見城市内などを走る45番「与根線」は、3月22日から友愛医療センターを経由する系統を追加。担当者によると、路線延長や一部経由ルートの追加はあるが、19番のように新規路線を開通するのは「7~8年ぶり」という。「今後も地域や自治体、学校などの声を聞きながら利用者の利便性を高め、公共交通としての役割を果たしていきたい」と話した。(政経部・川野百合子)