きょうはエイプリルフール。1年に1日だけ許される「うそをついてもいい日」。去年から続いているコロナ禍で気持ちも落ち込みがちだけど、今年もくすっと笑えるネタがツイッターにあふれていたのでその一部を紹介します。(デジタル部・比嘉桃乃)

◆シルバニアファミリー専用のにんじんの栽培に成功

 「【速報】長年研究に研究を重ねた結果、シルバニアファミリー専用にんじんの栽培に成功しました。」

 糸満市で農業を営む野原祥行さん(45)が今朝投稿したツイートは瞬く間に拡散されました。

 きっかけは去年の4月に畑でにんじんを収穫していたときのこと。栄養を行き渡らせ、にんじんを大きく育てるために少数の苗を残して残りを抜く「間引き」という作業をし忘れたとみられる小さすぎるにんじんを発見したそうです。栄養がそのにんじんにはいかなかったのか、通常のにんじんと比べてもそのサイズの差は歴然。

 「何かのネタに使えるかもしれない」。野原さんは小さすぎるにんじんを撮影し、約1年、ネタの出し時を探っていました。
 そして迎えたきょうのエイプリルフール。満を持しての投稿でした。

 これまで経験したことのないほどのリツイート、いいね数をたたきだしたことから「反応がありすぎて・・・」と若干戸惑う野原さん。「でもこれを見て笑ってもらえたらうれしいです」と話しています。

◆ハブ酒を開封して飲もうとしたところ、ハブがまだ生きていてニョロニョロ出てきた

 こちらは笑いの本場、大阪からの投稿です。

「先日、社員のOさんが沖縄の義父さんから贈られた30年物のハブ酒を開封して飲もうとしたところ、なんとハブがまだ生きていてニョロニョロ出てきたと。
ハブってめちゃくちゃ生命力強いんですね。∑(゚Д゚)」

 創業88年の食品サンプルメーカー、いわさき(大阪)の広報担当の社員さんがあげたツイートが奇抜すぎました。

なんということでしょう。ハブがハブ酒から出てきてしまっています。処理が十分にできていなかったのでしょうか。

と思ったら、これは食品サンプル。電話取材に応じてくれた広報担当の方によると、昨年11月に開催した社内コンペに自社の職人さん(30代)が出品した作品だそうです。


 実は職人さんの奥さんは沖縄出身。職人さんが奥さんに「今年はハブ酒を作りたい」と相談したところ、奥さんの実家から本物のハブ酒を送ってもらったそうです。写真に写っている瓶は本物です。ずっと飲まれず約40年以上眠っていたハブ酒だそうで、見た感じかなり年季が入っています。貴重なハブ酒かもしれません。

 職人さんは実際に瓶からハブを取り出し、長年つけ込まれていたハブの色味を再現させました。驚くのはその制作時間。コンペのルールに基づき、なんとわずか8時間で作りあげたそうです。
 普段はおいしそうに見える食品サンプルを作っているだけに、「食べ物とは違うハブの色合いや古い感じ、リアル感を出すのに苦労した」そう。ちなみに奥さんの実家から届いたハブ酒は「おいしく飲んだ」そうです。

生きたハブが出てきた?(いわさき提供)

 写真手前にあるのはミミガーのピリ辛あえ。こちらも沖縄料理店の協力を得て、プラスチック樹脂で完全再現しました。
 赤と黄色の沖縄の伝統的な箸「うめーし」もありますね。箸は元々家にあったものを活用したそうです。

 同社のツイッターアカウントでは日頃からさまざまな食品サンプルを紹介しています。
 広報担当の方は「当時はハブの作品が攻めすぎてて普段のツイートでは紹介できなかったんですが、きょうはエイプリルフールだから面白いニュースになるかなと思って出してみました」と話してくれました。