沖縄県浦添市港川ちゅら学童クラブの砂邊莉子さん(12)、砂邊華子さん(12)、古閑小明(あかり)さん(12)、山城美優さん(12)、新垣万莉さん(12)=いずれも春から港川中1年、渡久地杏梨さん(12)=春から沖縄尚学高付属中1年=は3月31日、新型コロナウイルス感染予防を呼び掛けるビラ600枚を配りながら本島中部を約40キロ歩く2泊3日のリヤカー旅を終えた。

新型コロナ感染予防を呼び掛けながらリヤカーを引く子どもたち(撮影時のみマスクを外した)=3月29日、北谷町美浜

 学童では小学校卒業記念としてリヤカー旅が恒例行事となっており、22回目。学童の森川武主任支援員(61)らが引率し、29日に浦添市城間の学童を出発した。初日は国道58号沿いに嘉手納町まで歩き、30日は沖縄市や北中城村、31日に宜野湾市を通って学童に戻った。ウイルスのイラストなどを手塗りしたリヤカーを30分交代で押しながら、「1時間に5~10分程度換気しよう」などと感染対策をまとめたビラを配り歩いた。

 古閑さんは「細い道でリヤカーを引くのは難しかった」と汗を拭った。山城さんは「新型コロナ感染者が減ってほしい」と願いながらビラを配った。新垣さんは「新型コロナに負けないように頑張ろう」と呼び掛けた。

 森川さんによると、31日は信号待ちで座り込む子もいるなど疲れも見えたが、学童に到着した瞬間、子どもたちは「やっと着いた」「最後まで歩き通せて良かった」と達成感を感じた様子だったという。森川さんは「疲れたと思うが、弱音を吐かずに最後まで歩いた」とねぎらった。