見たくない、見せたくない存在は隠す。かつて沖縄で行われた精神障がい者らに対する私宅監置の記事を読むたび、安易さ、そしてあまりに残酷な人間の心理に身震いする。暗く狭い小屋に何年も閉じ込められ立てなくなった人、そこで生涯を終えた人もいる

▼監置の根拠は1900年の精神病者監護法。50年の精神衛生法施行で本土では廃止されたが、米軍統治下の沖縄では日本復帰の72年まで続いた。家畜以下の扱いで心身を壊された事実や当事者の声が、少しずつ表に出つつある...