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興南、堅守から得点 4強全て「投高打低」 県春季高校野球の総評

2021年4月6日 13:22有料

 高校野球の第68回県春季大会(主催・県高校野球連盟)は、決勝で興南が昨年秋季大会優勝の沖縄尚学を4-0で下し、2年ぶり8度目の栄冠に輝いた。先の選抜大会に21世紀枠で出場した具志川商業と第148回九州大会(24~30日、大分県)へ4季ぶりに出場する。大会を振り返る。(我喜屋あかね)

 興南は投手陣を軸とした堅守を武器に勝ち上がった。2回戦は首里に九回サヨナラ勝ち、具志川との3回戦も九回勝ち越しと、守りからリズムをつくり、1点差ゲームをものにした。

 最速146キロを誇るエース左腕の山城京平を欠く中、背番号2桁の投手陣が試合をつくった。生盛亜勇太、上地杜和、大山北斗が継投。チーム防御率は1・2と、4強の中で最も低かった。

 決勝で先発した大山は防御率0・9と安定。冬に下半身を鍛え、完投能力がついた。上地は走者を背負った場面での登板が多かったが、3回戦以降は自責点0とリリーバーとしての役割を存分に果たした。

 打線は決勝で今大会初の2桁安打を放った。4番盛島稜大の復調が大きく、ソロ本塁打に適時二塁打と2打点を稼いだ。チーム打率は2割8厘にとどまったが、準決勝後にグラウンドに戻って練習。逆方向ばかりを狙うのではなく、コースに応じた打撃技術を磨き、決勝では盛島の本塁打を含め5本の長打が出た。

 準優勝した沖尚はチーム打率2割8分8厘。加えて全5試合で31四死球で出塁したものの、残塁50と物足りなさが残った。決勝は手元で伸びる直球に詰まり、フライアウトを重ねた。そんな中で主将の仲宗根皐が4打点、打率4割4分4厘と一人気を吐いた。

 背番号1をまとった後間翔瑚は2回戦で3回2/3を投げて以降、登板しなかったが、...

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