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「流行の勢い弱まっている」沖縄の実効再生産数、前週2.04から低下

2021年4月7日 06:47

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、沖縄県の警戒レベルは6日時点で全7指標中4指標が最高の「第4段階(感染まん延期)」に達した。中でも新型コロナ病床利用率は95・2%と満床に近く逼迫(ひっぱく)。一方、1人が何人に感染させるかを示す指標「実効再生産数」は前週に比べ大幅に低下し、県は「流行の勢いは少しずつ弱まっている」との見方を示した。

県の新型コロナ判断指標と現状

県内感染者の居住別状況

県の新型コロナ判断指標と現状 県内感染者の居住別状況

 6日に新規感染を確認した98人中、感染経路が追えたのは21人のみ。内訳は家庭内感染が10人、飲食の場6人、友人・知人3人、職場内2人。年代別で70代以上は4人だった。警戒レベルは病床占有率ほか、療養者、新規感染者、PCR検査陽性率で第4段階となっている。

 病床逼迫を見据え、県は3日に本島の医療フェーズを最高の「5」に引き上げて、各病院に最大限の新型コロナ病床確保を要請。408床を目標とするが、6日時点の確保は294床にとどまる。県の糸数公医療技監は「病床を広げるために必要な準備期間がある。もう少しで目標病床を確保していただけると思う」と述べた。

 本島の実効再生産数は3月29日からの1週間、本島で1・35だった。感染拡大に向かうとされる数値「1」を依然上回るが、前週の2・04に比べ低下。糸数技監は飲食店への営業時間短縮営業の効果が出たとするには「早すぎる」とし、感染拡大に伴う県民の活動自粛により勢いが弱まったとの見方を示した。

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