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沖縄でコロナ感染者1万人超え 千人ごとの増加は過去最速タイ 死亡者の割合1.3%

2021年4月7日 06:35

 沖縄県は6日、新たに10歳未満~90代以上の男女98人の新型コロナウイルス感染を確認した。県内の累計感染者は1万人を超え、1万39人となった。千人ごとの増加は過去最速タイのペース。全陽性者に占める死亡者の割合は1・3%で、高齢になるほど上昇。年代別でみると70代以上が8・4%と高く、90代以上に限ると19・7%に上った。

県内の新型コロナウイルス感染者の推移

 県内の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は45・04人となり、4日連続で都道府県別の全国最多となった。昨年2月14日の感染初確認後、全国最多は同8月1日~9月7日、同10月3日~11月5日、今年4月3日以降の現在と3期にわたる。全国と比べても県内の感染拡大は目立っている。

 県の糸数公医療技監は「人口規模に照らし、県内の感染者数が多いという認識はある。約4割が飲食に伴う感染で、各所で交流の多い県民の生活習慣がコロナの流行しやすい環境になっているのではないか」との見方を示した。

 今回の千人ごとの増加は11日間を要しており、過去に最も早かった流行第3波の1月13日~24日(6~7千人)と同じペース。糸数技監は「若者の活発な活動にウイルスが絡むと、かなり急速に広がる。新型コロナがいずれ普通の感染症になるまで、高齢者の重症化を防ぐ中期的な取り組みも必要になる」と述べた。

 県が6日までの累計1万39人の年代別死亡率(年代非公表の29人を除く)を分析したところ、90代以上は19・7%、80代9・4%、70代4・2%と、重症化リスクが高い70代以上で際立って高かった。60代は0・6%、50代0・2%、40代0・1%、30代以下は0%だった。

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